沖縄の給料についてです。
これはどうしても触れておきたい。
低い、、低すぎる…当時、首都圏で働いてきた時のなんと4割まで落ちてしまった。
数年前に誰かの書籍で年収300万円時代がくるみたいな本がありましたが、
いやいや、それ既に前からそうですよね。って感じですよ。
これ、どうやって生活すんの、生きれんのかーい、
というくらいな事は移住した当時は思いましたね。。。
安いのはこんなもんです。
・居酒屋のビールと泡盛(ボトル800円とかCMでやってる。)
・お昼のお弁当(300円とかでがっつり揚げ物入っている。)
・タクシー:500円くらいから。
・場所によるが家賃(立地で新都心とかよくばらなければ1K3万円台とかある。)
スターバックスラテの値段も自動車の値段も、パチンコの1枚4円も、全部本土と一緒ですからね。
特に生鮮食品なんか、むしろ高いんじゃないか。細かい値段はわからないが、、、
ほとんどが県外から沖縄に運ばれてきているので物流コストが加算されているハズ。。。
と脱線しましたが、以下、のサイトより。
東京都の平均年収
612万6000円
都道府県ランキング 1位平均月収:40万9500円
平均賞与(ボーナス):121万2000円
平均年齢:41.8歳
平均勤続年数:12.4年
という用になってますが、本当にこんなもんです。むしろこれ、いい方なんじゃないかと。。。
いやいや、東京って過ごすぎやんって思いますが、、、というか、同じ日本で2倍の差ってどないやねん。。
ちなみにアルバイト・パートですが、沖縄の最低の時給693円ですからね。
これ、1日8時間働いても693円×8時間=5544円という。
これで仮に20日働いて5544円×20日=110,880円
更にこれを12か月すると1,330,560円ですからね。
本当に凄い。。これ、20年前くらいの高校生の時給に近いやないか。
ちなみに、沖縄の給与水準や体系を、首都圏や都市部からと比較すると2つのキーワードに収まります。
「長時間労働」・「低賃金」
沖縄県、めちゃめちゃ働いてますからね。
例えば沖縄をささえる観光業(ホテル)とかの賃金凄いですからね。
これは、ここにもありますが、観光業は15万円台ですよ。
更に観光業はみなさま、ご存知の通り、土日・祝日は休みではなく、間違いなく出勤であり、勤務日はシフト制がほとんどです。私がいろんなホテル系求人を沖縄で見てきましたが、大体こんな感じ。
年間休日80~104日。
104日ならまだしも年間休日80日は、厳しいですね~
更に北部などのリゾートホテルになってしまうと、
沖縄の都市部(那覇)から車で1~2時間程度、北上するリゾート地の恩納村や名護になってしまいます。このあたりだと那覇や宜野湾、浦添などからの通勤も大変(一部は寮に住む※これも寮費が天引きされる)という状況になります。
みなさん、沖縄に来た時にリゾートホテルで働いている人は、尊いのですよ~
シフト制かつ給与が高くない中、一生懸命に働いています。
世の中、お金じゃないけど、お金が大事。
ただ、以下のように沖縄の景気は現在も絶好調です。
※28ヶ月連続プラスとの事。
いやはや、本当にこんな田舎まで、こんなローカルスポットまで中国人がいるの?状態ですよ。沖縄の現在の景気動向については、まだ触れたいと思いますが、
地場の大手求人誌(発行部数5万)が3-4年まで迄は150Pくらいだったのが、昨年は300ページ近くまで膨らんでますからね。
企業側の状況としては、
「時給上げざるおえない・・・」という所まで、結構きてます。
が、沖縄県外と比べるとまだまだな水準ですが、、、
今後、慢性的な人不足が、まだまだ数年は続くはずなので、給与・待遇なども少しづつですが改善されてきそうな気運はあります。
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企業側の状況としては、
「人が欲しい。」⇒「直ぐ辞めてしまう」⇒「何故だ?」⇒「どうしてだ?」
⇒いや、「他と比べて魅力がない」のと「待遇が条件が悪い」からです。という事ですよー
今までは、仕事が一番少ない県だったので、企業側にとって有利でしたが、こうもここまで「売り手市場」になると、採用する企業側も考え始めると思います。
「何をやっても集まらない」
「何故、ポロポロと人が辞めてしまうのか。。。」
という事が、事業が回らなくなるまで、来ると、本当にヤバイと感じ、変化が起こり始めるかもしれませんね。
「低賃金・長時間労働」から少しでも改善されればと願うばかりです。