沖縄の『就職・転職・移住』事情色々。

県外の会社から移住でin沖縄。移住して感じる事や、思った事をいろいろ書いていこうと思いま。

沖縄本社の東証1部上場企業とその他おすすめの企業について

沖縄でも東証一部上場企業がります。今日はその企業の紹介とその他に知られていない意外な優良安定企業の紹介をしてみたいと思います。※あくまで書き手の私見です。

 
今回は安定の定義を。
1.経営状況が安定(競合他社より現状優位)※すぐにつぶれないってこと
2.沖縄の平均賃金より高い(平均300万くらいです。)
 
安易な二つの条件で記載します。
 
■沖縄本社の東証一部上場企業群
いわずとしれた株式上場の代表格、東証一部(東京証券取引所一部上場)
沖縄が本社所在地の企業群で抜粋。ちなみに上場している企業は実は以下の5社なんです。上場している=安定ではないですが、それ相応の社格や資本、事業状況がよくないと当然、東証一部には上場なんかできないわけで・・・
 
証券コード】事業概要データは四季報から抜粋。
8397 沖縄銀行 戦後設立。預金総量約2兆円。地銀では中堅規模。財務体質が良好。地方銀行 時価総額順位38/83社。優秀。
 
9436 沖縄セルラー KDDI参加の総合通信会社。沖縄県では携帯シェア5割と圧倒的首位※すご過ぎる・・・。詳しくは別のエントリでも書いてますが、究極に従業員数に対する売上高が圧倒的。100人で500億でマヂすげー 通信サービス 時価総額順位13\98社。←首都圏の企業にも負けない。超優秀企業。
 
9511 沖縄電力 沖縄本島と周辺37党に電力を供給。一時期、原発がない唯一の電力会社として株価がけっこう上がった。電力 時価総額順位:11/12社。離島に電力供給さえしていなければ、もっと利益率イイ。けどそれやんなかったらインフラ会社としてはキツイからね。
 
2659 サンエー 沖縄流通最大手。スーパーを軸に外食を展開。ローソンと合併でローソン沖縄という関連会社を保持。総合スーパー時価総額順位:4/10社。←これだけでもすごい。
 
8399 琉球銀行 貸出預金シェア沖縄県トップ。過去には琉球政府の折に中央銀行業務やっていた格式高い銀行。 地方銀行 時価総額順位53/83社。
 
■非上場企業群
書き手の独断と偏見でチョイス。隠れた非上場企業で安定企業群。
米原則、正規雇用の場合です。契約や派遣社員ではないことが前提です。
 
琉球セメント 

琉球セメント株式会社 | 沖縄県唯一のセメントメーカー

→記載の通り、県内唯一のセメントメーカー。公共事業などの開発がまだまだある沖縄にとってのセメント需要は引き続き高い。採用数は少ないので採用難易度は高いがよい企業。

 

沖縄振興開発金融公庫

地方機関としては唯一の政府系金融機関。沖縄経済の振興を主として各種の大型事業の展開や、県内個人・法人向けの融資業務なども行う。とにかく平均年収が高い。法で職員の定員数が決まっているため、採用人数は極小。知る人ぞ知る県内超優秀企業。

http://www.okinawakouko.go.jp/

 

沖縄科学技術大学院大学

いってみるとわかるがもはやここは沖縄ではない。日本政府の鳴り物入りで設立された国策の大学院大学、世界中から優秀な頭脳を集め、神経科学や物理・化学・数計算学などの基礎研究を行っている。公用語は英語。学生の大半は外国人。しかしながら職員の年収はグレードにもよるが800万~などの職種も存在。当然、求められるレベルはかなり高いレベルなので、難易度は超高い。しかしながらグローバルな研究教育機関かつ沖縄という立地は超絶魅力的。

沖縄科学技術大学院大学 OIST

 

④TV局3社

沖縄はTVのチェンネルは3chしかない。

 沖縄TV(OTV)・琉球放送RBC)・琉球朝日放送(QAB)

 この辺りはやはり高い。※特にOTVなどでは40代で年収800万等を超える事もあるが、いまはわからない。しかしながら近年のマス媒体への広告出稿量の減少などから年々厳しさがましている事はあるでしょうが。マスコミの中でもTVは突出して給与は高い。

 

⑤全保連

沖縄本社だが、家賃保証サービス 業界では全国最大手という会社。県内では割と有名なプロバスケチームのスポンサーなども手掛けている。那覇市街から那覇空港に向かう際に見える看板の会社である。

 

賃貸保証・家賃保証システムの全保連株式会社

 

⑥プロトデータセンター

職種やおそらく社員グレードにもよりますが給与も悪くなく、そして待遇もよい・・・愛知県にあるプロトコーポレーションの関連会社。沖縄ではgooHomeなどが有名。WEB制作からBPOシステム開発など多岐にわたる業務を展開している。そして宜野湾にデカいビルが建っていますね。

株式会社プロトデータセンター|Webサイト制作 Webデザイン コールセンター データ入力

 

⑦EM研究機構

県内では言わずと知れた「EM菌」の会社。この技術を多くの飲料や食品に展開しているので、その大元締めという感じ。沖縄では有名な企業。EMと書いている製品はとにかく値段があがる。年配の女性には圧倒的な人気で、EM教という言葉があるほど。笑

EM(有用微生物群 通称:EM菌)技術のEM研究機構|EM Research Organization

 

 

⑧県外本社で上場大手企業の支社

これはかなりレアケースではなるが、県内の大手の沖縄支店や事務所・事業所などは総じて県内企業よりも給与は高い。本土の都市部と比較してしまえば低くなるが、それでも各種手当や待遇も手厚く、県内企業とは比較にならない。※ただし沖縄の事業所は少数精鋭やベテラン勢で組織体が組まれているはずなので、所長や支店長などのトップは中央からくるでしょう。また県内求人媒体(求人誌等)には求人が出るケースは少ないが、たまにハローワーク等に求人等が出たりする。

保険や証券などの金融機関関連。大手ゼネコンや総合電機系の会社やメーカーなど、実は、、、いろいろ進出してます。 探すのと紹介するのが大変なので割愛しちゃいます。

 

⑦Web制作やシステム開発などの企業

こちらも比較的、県内求人よりも給与待遇等が高いケースがある。これは職種としてはSEなどに該当する。特に中央(東京など)から案件を広い、沖縄で取引・作業・納品をしている企業などは、比較的高い案件単価であり、人件費が上がりやすい傾向にある。正し、Sier案件でも孫請け・ひ孫などの案件である場合、人件費が安く抑えられているため、なるべく上流に近い業務を行っている企業を探し出す必要性がある。

※いわゆるプライム案件に近いところを持っている会社は総じて高いですね。

 

その他、ざざーと思いつくのが・・・

沖電工→沖縄電力グループ会社。

NEC、日立、富士通系のIT系子会社。沖縄日立ネットワークシステムズ

沖縄コカ・コーラボトリングサントリーフーズ沖縄などの飲料系のボトラーや専売会社。

りゅうせき本体、金秀本体、などの地場複合会社の本丸系の会社。

 

あとはいわずもがな不動産販売系やカタカナ保険系は売れば給与は高いですね。決して安定しているとはいえませんが・・・

 

 と、まぁほかにも県内優良企業はいくつかありますが、今日はここまで。

 では、またどこかのタイミングで。

 
 

本土の人が沖縄に移住して、実はそんなに気にしなくてイイコト。

 

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沖縄に20後半で移住して仕事をしていて、

「うーむ。。ツラかったな」と思ったコトを書きます。

 

私は、ひょんな事から、東京で働いていた会社から、

縁あって沖縄に移住しました。

 

そもそも、「沖縄が好き」とか「沖縄に惹かれて」とか、

そんな事を露にも思ったことはありません。

たしかに観光や旅行として「沖縄はいいな~」・「青い海・青い空すげー」と思っていたくらいで、せいぜい修学旅行で来た。くらいでした。笑

 

そしてひょんな事から、沖縄へ移住することが決まり、

住民票も沖縄に移住し、沖縄に両足を突っ込んで、ちゃんと沖縄に貢献して仕事しよーと思っていて、すごく精神的に寂しかった体験談を書きたいと思います。

 

沖縄の人は、本土と地元の人を差別している???

 

仕事を始めて、別のエントリでも書きましたが、

名刺交換する際に、本土苗字だったりすることもあり、

よく、お客様から。

 

「いつまで沖縄にいるの?」

「沖縄は好き?」

「内地のルールは通用しないよ?」

「なんで沖縄に来たの?」

「沖縄はどう?内地と違う?」

「本土の人は、こうだよね~」

「沖縄は沖縄のルールがあるからね」

 

など、当初はいろいろ聞かれたり、言われたりしました。

 

当時、感じていたのは沖縄の人は、

 

「沖縄の事が本当に好き」で、

地元に対する愛情は半端ないので、盛んに沖縄に来た理由や、

沖縄の事をどう思っている?など、「沖縄」を本当に大事にしているな~という事を感じました。

 

そして、沖縄は独自の歴史や文化があるため、

沖縄の歴史や風土・気候・文化・経済・成り立ち・などを仕事を始めた当初は、

くまなく読み、気質や思考・考え方などをネットや新聞・書籍などで読み流れ、いろいろ勉強して望んではいたのですが・・・

 

それでも、移住しても、まわりの沖縄の人と仲良くなっても、

一向に距離が詰められる感じがしなかったのです。。。

 

頭でっかちな、私は、、当時、こういう思考をしていました。

 

「何故だ?」

  ↓

「沖縄の事を理解しようとして、ここまで調べて、勉強して理解しようとしているのに、、、」

  ↓

「一体、なぜ、ナイチャー(内地の人)になってしまうのだ?」

  ↓

「住民票写して、こっちで永住覚悟で働くって、いってるじゃないか」

  ↓

「これだけ、仲良くなって、飲みに行く仲になったのに、何故か絶対的な距離が縮まらない、ナイチャー扱いが消えないのは何故なんだ~~~」

 

などと、思っていました。

 

※ちなみに余談ですが、

ナイチャー=内地(本土)の人

 

さらにLVアップすると、

内地の人が、こちらに移住すると、

島ナイチャー=島に住んでいる内地の人

 

という事で、いつまでたっても、島の人(沖縄の人間)には慣れません。笑

 

「これ、移住しても認められないって、たしかに沖縄に対して内地の人間がしてきて過去の歴史やいろんな事などあると思うけど、、、ここまで差別することないやん・・・」

「ちょっと悲しいやん・・・」

 

と、そんな悩みも持っていました。。。

 

が、しかし!!!

 

実は、そんなことは、些細な事だったと、とある日、気づくのです。

 

かりゆしウェアを着て、島酒(泡盛)を飲んで、島の未来について本気で語っていける仲までなったのになぜかな~と思っていたとき、ふと気が付いたのです。

 

アタマの回路がひらめきました。笑

 

おお、

これは内地の人=違う国の人。

日本でいうと外国人的な感覚で、差別?※表現はあれですが・・・

 

「差別ではなく、単純な区別なんだ!!」

「そこに悪気などの、そういう意識などないのだ!」

「悪気なく、普通に言っているだけなのだ!」

 

という事に気づきました。

 

以下の別の記事でも書きましたが、

okinawa-hataraku.hatenadiary.jp

 

沖縄に住んでいると、沖縄への誇りや地域愛が半端ないんです。

好き好き過ぎる事や、過去、米国統治下にあったこと、基地問題、戦争の経緯など、

やはり同じ日本でも沖縄だけは独自の琉球文化を歩んできたという事も踏まえ、

沖縄と本土はイコールではないんだなーと感じました。

 

でも、沖縄の人は、めっちゃいい人達ばかりです。

都市部のような資本・競争主義かつ、ゴミゴミやギスギスした感じもなく、

いちゃりばちょーでー」・「ゆいまーる」・「チャンプルー文化」などに代表される様に人を受け入れる大きな許容をもった人たちがいる島なんです。

 

という事で、「内地の人間に対しては、実は特に何も思っておらず、発言していただけだった」という事で、こちら側が、すごーく単純な事で悩んでいたんですね。

 

まー中には本土嫌いやナイチャー嫌いの人も一部いますが、

沖縄に移住していて、そういった人に会ったことは今のところないですね。

 

とくに若い世代については、相当フラッとにモノゴトをみている感じはします。

 

私が完全移住しているのでという事もあるかもしれませんけどね。

 

もし、沖縄に縁もゆかりもないけど、移住して、いっちょ頑張ってみようと思う人がいて、私と同じような人がいればこう言いたいですね。

 

差別じゃないよ。

区別だよー

 

フツーに人は優しいし、いい人ばかりな感じですね。

アゲまくってる訳ではないのですが・・・

 

まー気にする必要はなく、ありのままで誠実に接すれば問題なしです。

 

では、また次の機会に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄の給料が低い7つの理由の考察と、感じたこと~

どうも、こんばんは。

沖縄は既に車の社外気温が36度を超え、エアコンMAXでも効いた気がしない気温になってますね。

 

今回は、何故、給料が低いのか〜について考えてみました。浅はかですが、ちょっと書き散らしてみようかと思います。

 

低いよ低いよーと嘆いているだけでは意味ないですからね。笑

低い理由や背景・条件を知ったうえで、「で、どうする?」という思考も必要です。

沖縄でなにかしらの事業展開や就業する上で、何かヒントになればと~とブレスト気味に書いてます。※ちょっと酔いながら書いているので箇条書き気味&整理ができていません。笑 ご容赦ください。

 

島嶼県だから

・業界の偏り(製造業)がない

→産業構造がいびつ。大企業が育ちにくい。裾野産業が広がりにくい。一部の大企業や業態を除き、労働集約型の仕事が多い。ので、付加価値がないサービスには高い対価は得られない。よって、収入があがりづらい。こんな軽い論理でしょうか。

 

沖縄の業界は得てして、こんな偏りです。流通、観光、サービス、建設、不動産、そして近年IT。

 

やはり、物流の関係から製造業が少ないという事ですかね。原料をもってくるコストも、それを県外へ出荷するコストもどちらもかかる。県内消費市場も需要はたかがしれてる。

 

また物流でのデメリットはさておき、製造業については立地や設備の問題、品質や短納期などが難しい。

 

やはりメーカーがある事で部品メーカーや商社、工場にまつわる周辺産業などの発達ができづらく、業界が偏ってしまうという構図かなーと思います。

 

→それを逆手にとって、製造業を展開するという逆張りもありますが、では、沖縄で製造するという付加価値やバリューを考えたうえで、沖縄発祥だから付加価値があるという商品やサービスの開発が必要ですかね~後は、物流コストでいえば、対アジア(ASEAN)に向けたサービスを沖縄の地で加工から発送までを行うという発想もあるかもしれません。

 

②所得が低いから内需にあまり期待できない

47都道府県の万年王者を爆進中の沖縄。やはり所得が低いと、内需での市場が見込めない。別のエントリでも書きましたが、沖縄はやはり外需(県外からお金を稼ぐ)がらないと上がっていかないでしょうね。

 

例えば沖縄は軽自動車の比率が高く、ダイハツやスズキ、最近ではホンダなどの自動車がバカ売れですが、軽自動車をもっていないメーカーのディーラー(日産、マツダ、三菱、スバル)などは販売店舗がダイハツやスズキに比べると圧倒的に少ないです。※軽自動車も最近、高いですけどね。

 

高級者や高級マンション等もありますが、それは県外の富裕層(移住や別荘など)が購入していることや、投資用マンションとしての購入(県内・県外富裕層や最近はアジアの富裕層)しているケースもあります。

 

→これをビジネスにするのであれば沖縄というブランド(海などの自然環境が綺麗とか、沖縄の歴史や文化そのものに価値がある)を利用して外需を稼ぐ工夫をするか、もしくは沖縄の地場の県民に対して、低価格サービスを提供するか、などは考えなければいけないですね。沖縄は県外に出るコスト(所得が低いので沖縄県内で、その所得を消費する→というかせざる負えない)という事が考えられるので、地元沖縄県民のニーズに特化した商材やサービスを考える必要性はあるかもしれませんね。

 

③政府からの補助金

支援→自立しない→頼られっぱなし

 

給与が低い理由と直結はしないですが、、、交付金だよりであると、あくまでそれが前提になるため、産業やビジネスが切羽詰まった状態で生まれにくいため、参入しやすいビジネスを起業しがちです。つまり、こういった余計(というと失礼かもしれませんが)なお金があることによって、沖縄の産業や実業家自体がそれをあてにしまうため、付加価値や自律性が削がれ、その要件や条件にあった提示しかできなくなり、思考がとまってしまうという、問題も少し感じます。。。

 

まーでも、、そう事は基地がらみや過去の本土、沖縄戦での本土のための犠牲もあり、簡単ではないですが・・・今や、年間3000億強ともいわれる一括交付金が沖縄に落とされ、それでビジネスにしている地場企業も多々あります。あくまでこれは一過性のお金であるのでね~(取る側がすれば大金なので取りにいっちゃいますが・・・)

 

ここは考え処はありますね。

 

④中小企業が多く、大企業がない。

観光・サービスが多く、参入障壁がすべて低い業態が多い。

※高い業界は独占・寡占化し、唯一高収入企業になる

 

よって起廃業率も高い。

沖縄振興開発金融公庫のデータより。

 

つまり真似されやすく、あとは競合も参入しやすいため、つぶし合いが簡単ってことです。

またそういった意味で、寡占化が行われずづらく、価格戦略などに走り、経営がうまくいかないという事もいえるかもしれません。

 

内需が少ない、産業の偏りがあるなども要因としてあげられるかもしれません。

 

⑤経営者からすると、もともと安いのに変える理由ってあるっけ?

同族経営も多いので、オーナーが貯め込がちな気もします。

とあるホテル業の噂では、みんな人件費低いのに挙げる理由ってあるっけ?などという経営者もいるみたいです。

 

またとはいっても、労働集約型や季節に左右される、そもそも市場がせまいなど、経営や財政状態が安定しないので、明日はわが身の自転車屋操業の中で人件費まで落とせるっけ?という論理も発生しがちな気もします。

 

⑥ニアショア、BPOなどオペレーションセンターだから、低い。

外資本の沖縄支店や事業所などであれば高いが・・・

別法人に変えられたりするケースもある。

つまり、同法人でやれば福利厚生や給与待遇もそれなりにしなければいけないが、、別法人として沖縄で立てれば、その地元の相場に合わせて人件費を立てればいいので、

 給与を抑えられるってことも考えられますね。

 

本社機能がない、販社・販売店などしかないため、あくまで本社からの指示に応じて業務を行うオペレーションセンターが多いのも沖縄の特徴かもしれません。

 

⑦向上心がない??

語弊が生まれるので悪しからずですが、、、上にあがろう。管理職になろう。新しいビジネスをおこそう(ある程度の実現性をもって)という人が少ないような気がします。

 

とある新卒の学生がこんな事をいっていました。

新卒で給料25万(年俸制)なんて高すぎる・・・なんか怪しい・・・

※いやいやこっちからすると年棒制だと、むしろ安いですけど・・・

 

とある10人に3人くらいの人事採用担当がいってました。

管理職とか役職にあげようとすると、断られる。

なんで?と聞くと、責任職につきたくないんです。

 

今のままでいいんですと。

 

え!?こっちからすると優秀でさらに上にいってほしいし、 評価しているからあげるんですけど、みたいな祖語がおこってますね。

 

県民性なんでしょうか?最近の草食系という言葉で片づけたらいいんでしょうか。

 

というか、原則、労働集約型が多い、サービス業が主体の島なので、いかに付加価値をつけて、利益を上げるという事が本当は重要なんですけどね~

 

ゆいまーる、なんくるないさーに代表されるように、競争や資本主義的な意識や、ビジネスをロジカルに展開している企業は少し少ないような気がします。

本質論ではなく手前の表層でビジネスが終わるなんてことも、多々あったりと・・・

 

仕事至上主義の島ではない気がするので、そのあたりはつけ入るスキがありすぎて、本土系企業にやられていたりや、沖縄に進取した企業も人材の部分で、採用・教育等で苦戦し、撤退なんて話もよく聞くので・・・

 

とかく、島全体のビジネスモデルが、地場企業を除くと販売や事業所などの拠点であるため、自らビジネスを起こしていくという気風が少し少ない気もします。

たんたんと頼まれた業務を行う、改善はしても、創造は少ない・・・そんな気もするかもしれません。

 

つまるところ、その先を描けないことが問題な気もしますが、、、やはり上昇や向上思考に欠ける(ビジネス自体が島の中だけで完結するため、それ以上を求めなくてもなんとかなる)という事もあり、いわゆる目先や表層の競争はしているが、根本の環境は変わらない・・・って感じですかね。

 

それよりも、身近な親戚や友人を大事にしたいという人として大切なことを大事にしている傾向も感じるので仕方ないかな~という気持ちも、わかります。

 

いいんです、仕事が人生のすべてではないんです。

 

というような、事も感じたり、思ったり・・・

 

 

いろんなしがらみがあって、低いですよね~

振り切れば、色々できる事がある可能性の島って感じです。

※そろそろ書き手の私も仕掛けようかと感じている今日このころ。。。

 

やっぱり、お金は大事なので・・・

サラリーマンだけやっていると、沖縄にいる限りは専門職(医者や弁護士など)に就かない限りは、貧乏なままという気がしてならない訳で・・・